●福岡県出身、22歳男性の場合
大学が東京ということもあり、地元の友達とは疎遠になっていました。成人式では久しぶりに友達たちと再会できるので、楽しみにしていました。成人式の当日、僕たちの自治体では、まず地域の公民館で地元の大人たちからお祝いをされました。朝からビールや日本酒、ワイン、焼酎などを飲まされ、ほろ酔い気分になった頃、主催者の代表が新成人にお礼の言葉を述べるように促しました。あらかじめ他の出席者が述べるように決まっていたのですが、そいつが泥酔状態で使い物になりません。しかも、そいつは自分の代わりに僕にお礼の言葉を述べるようにうわ言でいっているのです。祝ってくれる大人たちも酔っていて、段取りなどまったく無視し、僕は強引にお礼の言葉を述べさせられました。それまで、大勢の前に立ち、言葉を述べる機会などなかった僕は、緊張しまくって何をしゃべったのか覚えていません。その後、市のイベントに参加し、夜は久しぶりに再会した友人たちと飲んだのですが、朝の思い出を引きずったまま、苦い思いをしました。お酒って怖い飲み物ですね。●千葉県出身、27歳女性の場合
私たちの自治体では、市内にある遊園地を貸りきって成人式が行われます。生まれたときからこの街で育った私は、気心の知れた友人たちと一緒に、楽しく遊園地の乗り物をハシゴしていました。その日の私は晴れ着姿に、ちょっと濃い目のメイクでした。ジェットコースターに何度も乗っているうちに、いつのまにか化粧が落ちていてビックリ。友人と顔を合わせて、お互いのすっぴんを笑いあっていました。夜は、中学校のときの同窓会が開かれ、のちの夫と再会しました。もし、私が成人式に出席していなければ、子ども2人に囲まれた今の家庭が存在しなかったかもしれないと思うと、つくづく成人式っていいなぁと考えてしまいます。私にとって良いことだらけだった成人式は、一生の思い出となりそうです。●北海道出身、35歳男性の場合
関西の工場に働きに出ていた当時の私は、会社に無理をいって成人式に参加しました。やっぱり一生に一度のイベントなので、逃すわけにはいかないと思ったのです。そうやって参加した成人式は本当に楽しいものでした。村の青年団の方たちがイベントを一生懸命考えてくれていましたし、久しぶりに顔を合わせた友人たちも暖かくお互いを祝っていました。ところが、成人式が終わって岐路に着こうとした矢先、大問題が発生しました。記録的な大雪で空港が閉鎖されてしまったのです。どうしても翌日の大事な会議に出席しなければならなかった私は、同じく仕事場(盛岡市)に戻る友人の車に乗せてもらいました。そして盛岡の空港で朝一番の飛行機に乗って、仕事先に直行しました。今となっては良い思い出ですが、当時は本当に焦りました。Copyright (C)2012成人式.net.All rights reserved.